文具王 高畑正幸さんが探る!製品担当者が語る「ハンブンコ」の魅力

文具王 高畑正幸さんが探る!製品担当者が語る「ハンブンコ」の魅力

PLUSマーケティング本部 今井哲也

切る・綴じる用品グループにて断裁機PKシリーズの製品を担当。新しい視点でユニークな製品を生み出すために日々奮闘中。

文具王 高畑正幸さん

人気番組「TVチャンピオン」全国文房具通選手権に出場、1999年・2001年・2005年に行われた文房具通選手権に3連続で優勝し「文具王」の座につく。近著に「究極の文房具カタログ」(河出書房新社)

まずは「ハンブンコ」をご紹介

世界初「Wゲージ」採用!

手動裁断機として世界で初めて、ガイド機能「Wゲージ」を採用。誰でも簡単に半分の位置に合わせることができます。
使い方は紙を左右の「Wゲージ」で挟むだけ。片方のゲージを動かすと連動して反対側も開閉するので、サッと簡単に紙の中央に合わせることができます。

※紙の中央を切れる(左右のゲージで紙を両端から挟み込むことにより)手動裁断機として世界初。北米、欧州、アジア、  オセアニア、南米地域の主要国のWEBサイト調査。2016年9月~11月当社調べ

紙と印刷コストもハンブンコ!

1枚の紙に2面付の資料を印刷して半切すれば、紙と印刷のコストはおよそ半分にすることができます。「ハンブンコ」は一度に20枚の裁断が可能。20枚を半切すると40枚の資料が一度に作れるので、例えば学校での配布物の制作では、学級1クラス分の資料が1回の作業で用意できます!

切るだけじゃない!用途広がる多彩な刃

直線に切る刃のほかに、「ミシン目」「折り目」の替刃(別売)をご用意。「ミシン目」は、キリトリ線用のミシン目を付けたり、「折り目」では小冊子やリーフレットを作る際に紙の半分の位置で折り目をつける作業が簡単にできます。替刃はカートリッジ式なので、刃に触れずに安全に交換できるのも魅力の1つです。

2017年2月1日発売「ハンブンコ」    
▶ ハンブンコ製品詳細はこちら

「ハンブン」にすることと
「正確に切り落とす」ことは別カテゴリー

まず「ハンブンコ」の開発の経緯を聞かせてください。
初代断裁機に160枚の紙を一気に断ち落とす「PK-513」という大ヒット商品があったのですが、これはもともと家庭で使う想定はしていませんでした。個人向けや学校などで使っていただけるよう、同機をもっと安全に扱いやすくしたのが「PK-113」。評価は高かったのですが、「A4をどうやったら半分に切れるんだ」「うまく切れないんだ」という問い合わをいただくようになり…。
本格的に半分に切れるものを作ろう!ということで開発したのが「ハンブンコ」です。
A3をA4に半切できるA4タイプと、画用紙四切を八切に半切できるA3タイプがあります。
用紙の規格って、正確にはA4を半分に切ったものとA5は違いますよね?
そうなんですよね。
開発に先立ち、全国の教育関係者に裁断機の使用状況に関するアンケートを実施したんです。そうしたら、6割の方が〝紙を半分にする道具〟として日常的に使っていることが分かったんです。それなら、定型サイズを正確に切るという用途よりも、簡単に半切できる専用の裁断機をつくろうということになりました。もちろん、半分に切るだけではなく、細長く切り揃えることもできます。
これまでの裁断機は、定型サイズを正確に切り出すために残部を切り落とすというものでした。その考え方と、「ハンブンコ」の半分に切るというのは全然別の考えだと思っています。
「A4を半分にしたのがA5です、それを半分にしたのがA6です。これ絶対。」とは言いますが、どうしても0.5mmのズレが出て、正確な寸法になってないじゃん!となりますよね。
あと、裁断機で半分に切ったときの誤差は2倍にもなるという話があって、切ろうとした線から1mmずれると、出来上がりの2枚を比べると2mmずれてるんです。
そうなんですよ。「PK-113」を出したときに、それを指摘されました。高い寸法精度で作っているんですが、これでも誤差のことをそんなに言われるのか!?と思ってビックリしました。それなら、次は絶対言われないものにしようということで開発したのが「ハンブンコ」なんですよ。寸法精度の限界はありますけどね…。
「ハンブンコ」を使う人からしたら半分に切れればいいでしょ、という話。断裁機で今までやっていた「正確に切り落とす」作業と、「半分に断裁すること」は全く意味の違う作業だということで、その新しい発想がすごいと思っています。これは片側ゲージとWゲージの使い勝手の違いに現れていますね。

新開発のWゲージ

なるほど、ありがとうございます。
断裁の誤差が出るのは当たり前です。誤差のより少ない方向に安定させるのが大事なことで、「ハンブンコ」は半分にしたいという要望に対してはストレートな答えだと思いますよ!
使う人のことを考えて作られた「ハンブンコ」